自分がパニック障害かも知れない
今思えば、約18年前からその兆候はありました。
私は当時海外営業に一所懸命な頃で、絶対に失敗できない案件があり、上司からとんでもないプレッシャーをかけられていました。
そのため、ある日、慣れているはずの飛行機に乗る際に、発作をおこし、息苦しさを感じ、いくら息をしても窒息しそうな感覚に襲われました。
CAさんにお願いし、おしぼりを何枚かもらい、顔を覆って落ち着こうと必死でした。
離陸前には、もどうなってもいいから、シートベルトを外して、降りたい!そんな気持ちでいっぱいでした。
だんだん過呼吸のようになって、もう無理と感じ、シートベルトを慌てて外し、CAさんに降ります!と詰め寄りましたが、誰も遅れることなく搭乗した為、丁度扉が締められた時でした。
そして、これから離陸しますので着席して下さいと冷たく言われてしまいました。
水を飲んだり、関係のないことを考えたりして、死にものぐるいで耐え、なんとか現地に到着する事ができました。
海外での商談自体はなんとか無事に終える事ができましたが、帰路のフライトでは、往路の感覚を思い出し、どうしようと悩んでいました。
そこで思いついたのが、飛行機に乗る直前にビールを一気飲み。ある程度、意識をぼんやりとさせて乗るという方法でした。
これは自分にはなかなか良い方法だったらしく、しばらくの海外出張はそれで凌いでいました。
つづく。。。