自身のうつ病を認めたくない
なぜ自分がサインバルタを処方されたのか、頭ではわかっていても、自身のうつ病を認めたくない自分がいました。
何かおかしい自分に気づいて、クリニックに行った自分と、それを認めたくない自分。
心の中の葛藤に疲れ、そこから目を背けるようになっていきました。
しかし、パニック障害とうつ病を併発しているわけですから、精神的に苦しくないわけがありません。
家族にも相談していましたが、全く理解が得られず、どうして良いのかわかりませんでした。
妻は、真に受ける事なく、全く相手にされませんでした。
信頼している身近な人に理解されない事は一番辛い事でした。
一人で悩み続け、デパスの飲む量がますます増えていきました。
きちんと治療することなしに、中途半端な状態で、ずるずると数年が過ぎていきました。
夜眠りたいのに、脳がずっと稼働して熱くなってくる。
徹夜のような状態が続いて、身体がだるい、頭がぼーっとする、起き上がる事が辛い。
何もしてなくても毛穴から汗が噴き出す。
目を覚まして気合いを入れるために、朝シャワーを浴びれば毛穴がピリピリと痛む感覚。
仕事に行っても、頭が働くわけがなく、ミスの連発、酷い物忘れ、言葉が出てこない。
そんな自分がますます嫌になり、自己嫌悪する毎日。
控えめに言っても地獄でした。
自分はこのまま死ぬのでは?死んだ方が楽だろうということも考えるようになりました。
つづく。。。