うつ病、パニック障害の改善に向けての第一歩
2019年12月、ようやく薬物治療を本格的に始めることになりました。
初めてのクリニックのため、また一から説明をしなければならず、面倒だなと思いながらも、これまでの経緯を説明しました。
相当長期間に渡り、症状を放置していたわけですから、非常に深刻な状態であり、治療にも時間がかかると言われました。
また、デパスは、何にでも効果があるが、何にも効かないと言われました。つまり、パニック障害やうつの症状、緊張など精神疾患の一時的な緩和で、根本的な寛解に向けた治療には向かないとのことでした。
そのため、薬を分ける必要があり、うつ病の薬、精神安定の薬、睡眠導入剤をそれぞれ処方されることになりました。
1. うつ病の薬
サインバルタ。これは先生の判断というより、私が以前のクリニックで処方されていたということから、それを試すように言われたのだと思います。
デュロキセチン塩酸塩を主成分とする薬で、脳内でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、うつ病の症状を改善する薬です。
いわゆる、SNRI型の薬です。
私の場合、1日一回、朝に20mgからスタートしました。
2. 精神安定剤
レキソタン。これは、ブロマゼパムを主成分とする薬で、GABA神経系の作用を増強し、不安、緊張、抑うつ、強迫、恐怖や睡眠障害を改善する薬です。
私の場合、パニックが出そうなとき、気持ちが下がったときに、 2mgを頓服で服用するようにしました。
3. 睡眠導入剤
ルネスタ。これは、エスゾピクロンを主成分とする薬で、GABA受容体へ作用することにより、寝つきをよくし、眠りを持続させる働きがある薬です。
苦味の感覚が残るという副作用があると言われましたが、私の場合は、全く問題ありませんでした。
私の場合、寝る直前に2mgを服用するようにしました。
これらの薬で、まずは二週間様子を見ることになりました。
つづく。。。