うつ病やパニック障害と向き合う by ティム

自分自身の体験を通じてうつ病やパニック障害を考えるブログ

アメリカ生活

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今日は、私のアメリカ生活について少しお話ししたいと思います。

 

 あくまで、ブログのテーマに沿った部分に焦点を当てておりますのでご了承下さい。

 

アメリカ生活は5年ほどだったのですが、重要なポジションでの赴任だったため、私にとってはストレスの方が多かったように思います。

 

アメリカは自由の国、世界一の経済大国、先進国、情報発信国などと言われますが、確かにそうかも知れません。

 

しかし、完璧な人間がいないのと同様に、完璧な国というのもありません。

 

それぞれ正の側面、負の側面を持ち合わせています。

 

良かったと思うところは、人の顔色を伺わない、いろんな意味で積極的な人が集まっているところです。

 

幼少期からの教育に違いがあるため、自分の意見をもって、相手に積極的に伝えることが日本人より得意です。

 

遠慮してとか、目立ちたくないからとかで、あまり自分の意見を言わなかったり、自己主張をしない日本人と大きな差があると感じました。

 

また、自分がしたい事は他人の目を気にし過ぎることなく、することが出来てしまう方が多いようです。

 

どこに恥ずかしさを感じるのかということが違う様です。他人の目より、自分が幸せかどうかに重点が置かれているように感じました。

 

例えば、服装にしても、日本であれば時代遅れだなと思うようなものでも、本人が幸せならそれでいいんじゃないの?という感覚です。誰も気にしていません。

 

このような環境で生活をしていると、ある意味他人のことは気にならなくなり、自由にやりたいようにできるというのが良かったところの1つです。

 

反面、日本の場合は感覚的ではありますが、基本的に真面目で人間的な平均点はアメリカより高いと感じました。

 

性善説をベースにシステムが出来ていることが多いのも、そのような日本人気質が関係しているからだと思います。

 

一方、アメリカは、両極端だと思います。誤解を恐れずに言えば、優れた人間はずば抜けていますが、できない人間は滅茶苦茶レベルが低い。そのため平均点は日本より下と感じました。

 

具体的には、アメリカ企業であれば、個人の業務内容の範囲が日本よりも明確に決められていることが多いのですが、大手企業でも、何をやっているのか分からない人がいたり、AmazonIKEAのデリバリーは、時間的にも、品質的にもまともに届けば超ラッキーというレベルです。角当てやパッケージの損傷は高確率で起こりますし、中身までダメージのあるものも、経験上20%くらいはありました。

 

日本のようなきめ細やかさなども期待はできません。全てではありませんが、全体的に粗いと感じます。

 

住む国が違うわけですから、当然なのですが、さまざまな場面で、日本では当たり前だったことが当たり前ではなくなるという、 いわゆるゲームチェンジが起こるわけです。

 

つづく。。。