うつ病やパニック障害と向き合う by ティム

自分自身の体験を通じてうつ病やパニック障害を考えるブログ

自分に合う睡眠薬探し

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話が少し前後するのですが、睡眠薬のルネスタでは夜中に何度も覚醒してしまうため、メラトニンサプリメントを飲んでいることを先生に話したところ、メラトニンを処方することもできますと言われたのですが、今買えているので大丈夫と言いました。

 

 

すると、先生は睡眠薬の方を変えて見ますか?と言われたので、何か合うものが有ればくださいとお願いしました。

 

 

今回は、ベルソムラと言う薬を処方して頂きました。スボレキサント(Suvorexant)を主成分とし、脳の覚醒を促進する神経伝達物質オレキシンの受容体を阻害することで、脳を睡眠状態へ移行させ睡眠障害不眠症)を改善する薬です。

 

 

しかし、三日ほど試してみましたが、毎晩悪夢で寝汗をかくようになり、これは合わないと思い、先生に連絡して、以前のルネスタにまた戻してもらうことにしました。

 

 

色々と試し、トライアンドエラーでどれが一番自分に合うのか見つけるまでにはまだまだ時間がかかるかもしれません。

 

 

しかし、試さないことにはわからないため、自分で色々調べて先生に提案してみるしかなく、薬探しの旅は続きます。

 

 

つづく。。。

 

うつ病、パニック障害と向き合う2

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メラトニンサプリメントを継続しつつ、うつ病の薬はサインバルタ以外にもっと自分に合うものがあるのではないかと思い、色々と調べるようになりました。

 

 

たまたま、知人が以前にジェイゾロフトを処方され、数日の服用で突然人生が薔薇色になったと聞いたため、それを試して見ようと思いました。

 

 

サインバルタは、脳内でセロトニンノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、うつ病の症状を改善する薬です。いわゆる、SNRI型の薬です。

 

 

これに対して、ジェイゾロフトは、セルトラリン塩酸塩(Sertraline hydrochloride)を主成分とし、選択的セロトニン再取り込み阻害薬で、不安やうつ症状を改善する薬です。いわゆる、SSRI型の薬です。

 

 

人生薔薇色って、どんな感じなのかその知人に聞いたところ、会社帰りにそれは突然来たとのことで、すれ違う人々全員に話しかけたくなるくらい、ハッピーで積極的な気持ちだったとのことです。

 

 

特別な変化のない自分であったため、これはもう期待せずにはいられないという気持ちでいっぱいになり、次の受診日に、早速先生に話したところ、処方してもらえることになりました。

 

 

しかし、サインバルタと置き換えるのは離脱症状などの危険性から、サインバルタは継続しながらジェイゾロフト(私の場合は、ジェネリックセルトラリン)も服用するということになりました。

 

 

ところが、頭痛などの副作用で気分が悪く、一週間程度で飲むのをやめてしまいました。

 

 

なかなかうまくいかず、薬探しの旅は継続となりました。

 

 

つづく。。。

 

うつ病、パニック障害と向き合う

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2020年になり、数ヶ月は処方された薬で様子を見ていました。

 

 
しかし、睡眠導入剤のルネスタは、寝付きは良くなるものの、夜中に覚醒してしまい、なかなかぐっすりと眠ることができません。
 
 
また、うつ病の薬であるサインバルタは、効いているという実感がよく分からない状態で、このまま継続していて大丈夫だろうかと思うようになりました。
 
 
やはり、仕事が忙しくなってくると、絶望的に気分が落ち込み非常にしんどくなってくるのは変わらないため、精神安定剤レキソタンを飲む回数が増えてきました。レキソタンは、効果を実感しやすいと感じました。
 
 
三週間に一度クリニックに通うのですが、先生も“どうですか?”としか言わないので、こちらも“特に変わりません”としか言わず、ただただ薬が切れたら貰いにいくと言うことの繰り返しになっていきました。
 
 
そして、自分なりにネットで調べて、やはり睡眠の改善がカギになると思い、メラトニンサプリメントを購入することにしました。
 
 
飲んでから6時間継続してメラトニンを放出してくれるサプリメントで、最初は3mgのものを購入しましたが、翌朝も眠気と頭重感があったため、0.75mgに変更し飲んでみました。
 
 
すると、かなり睡眠は改善されて、夜中に覚醒することが減ってきました。
 
 
ここまでたどり着くのにさらに半年以上経過していました。
 
 
寛解にはまだまだ時間がかかりそうです。
 
 
つづく。。。

 

うつ病、パニック障害との闘い

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二週間、三種類の薬を服用し、様子を見ていました。

 

最初の三日程は、サインバルタ副作用の影響と思われる、胃腸のムカつき、便秘、立ちくらみ、頭痛などに襲われました。

 

しかし、それを乗り越えると、多少気分的に服用前より鬱やパニック症状が和らいだように感じてきました。

 

ただし、やはり鬱やパニック症状は、天気と同じようなもので、良いと思っていても急に悪くなってきたり、安定するのはなかなか難しいということがわかってきました。

 

年末に向け仕事が多忙になってくると、症状が悪化することもありました。非常にしんどい時がありましたがなんとか耐えていました。

 

二週間後に、再びクリニックへ行き、先生へ症状を報告したところ、まだ治療を始めたばかりなので、すぐに良くなるということはないため、継続して様子を見ていきましょうということでした。

 

この治療を始める前は、いわゆる自己流でやっていました。

 

デパスと、サプリメントセントジョーンズワートギャバ、テアニン、その他エナジードリンクなどで誤魔化していました。

 

今はきちんとクリニックに通い、自分の病気に向き合えるようになってきたのは、大きな進歩だと感じました。

 

2020年には寛解すればという期待を持ちながら、治療は続きます。

 

つづく。。。

 

 

うつ病、パニック障害の改善に向けての第一歩

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2019年12月、ようやく薬物治療を本格的に始めることになりました。

 

初めてのクリニックのため、また一から説明をしなければならず、面倒だなと思いながらも、これまでの経緯を説明しました。

 

相当長期間に渡り、症状を放置していたわけですから、非常に深刻な状態であり、治療にも時間がかかると言われました。

 

また、デパスは、何にでも効果があるが、何にも効かないと言われました。つまり、パニック障害やうつの症状、緊張など精神疾患の一時的な緩和で、根本的な寛解に向けた治療には向かないとのことでした。

 

そのため、薬を分ける必要があり、うつ病の薬、精神安定の薬、睡眠導入剤をそれぞれ処方されることになりました。

 

1. うつ病の薬

サインバルタ。これは先生の判断というより、私が以前のクリニックで処方されていたということから、それを試すように言われたのだと思います。

デュロキセチン塩酸塩を主成分とする薬で、脳内でセロトニンノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、うつ病の症状を改善する薬です。

いわゆる、SNRI型の薬です。

私の場合、1日一回、朝に20mgからスタートしました。

 

2. 精神安定剤

レキソタン。これは、ブロマゼパムを主成分とする薬で、GABA神経系の作用を増強し、不安、緊張、抑うつ、強迫、恐怖や睡眠障害を改善する薬です。

私の場合、パニックが出そうなとき、気持ちが下がったときに、 2mgを頓服で服用するようにしました。

 

3. 睡眠導入剤

ネスタ。これは、エスゾピクロンを主成分とする薬で、GABA受容体へ作用することにより、寝つきをよくし、眠りを持続させる働きがある薬です。

苦味の感覚が残るという副作用があると言われましたが、私の場合は、全く問題ありませんでした。

私の場合、寝る直前に2mgを服用するようにしました。

 

これらの薬で、まずは二週間様子を見ることになりました。

 

つづく。。。

精神崩壊

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考えがまとまらない。何を言おうとしているのか自分でもわからない。

 
物忘れが激しい。仕事にならない。そしてまた自己嫌悪。

 

もう、精神崩壊のような状態になり、何とかしなければと思い、以前にサインバルタを処方してくれたクリニックへもう一度行ってみようとアポを取ることにしました。

 

しかし、残念ながら、そのクリニックは少し前に閉院されていました。

 

近所に何軒かメンタルクリニックがあるので、片っ端から電話をして良さそうなものを選ぼうと思いました。

 

一軒目は、受付けの方の対応が非常に冷たく、偉そうな感じだったので、断念。

 

二軒目は、薬での治療は一切行っておらず、カウンセリングと、食事、運動療法のみですが宜しいでしょうか?と聞かれたため、そんな悠長なことは言ってられないと思い、断念。

 

そして、三軒目は、約三週間待ちですがと言われましたが、もうあとがないのでそこに行ってみることに決めました。

 

これが、2019年の12月のことです。

 

今までデパスで誤魔化してきましたが、根本的な治療に向けて、やっと一歩踏み出した瞬間でした。

 

メンタル疾患は、やはり他人に理解されにく面があり、会社でもあまりオープンにできる雰囲気ではありません。

 

実際、私の勤めている会社の場合は、残念ながら、治療に専念するために長期休暇を取ったり、上司に相談などできるような会社ではありません。

 

むしろ長期休暇で足の引っ張り合いに巻き込まれたり、上司は面倒な相談をするなという人なのです。

 

そのため、一人で悩み続けてきましたが、もう限界ということで、かなり症状が悪化していたと思いますが、なんとか薬物治療を行っていくことになりました。

 

ただ、すぐに自分に合う薬が見つかるわけではなく、試行錯誤が始まるのです。

 

つづく。。。

 

 

自身のうつ病を認めたくない

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なぜ自分がサインバルタを処方されたのか、頭ではわかっていても、自身のうつ病を認めたくない自分がいました。

 

何かおかしい自分に気づいて、クリニックに行った自分と、それを認めたくない自分。

 

心の中の葛藤に疲れ、そこから目を背けるようになっていきました。

 

しかし、パニック障害うつ病を併発しているわけですから、精神的に苦しくないわけがありません。

 

家族にも相談していましたが、全く理解が得られず、どうして良いのかわかりませんでした。

 

妻は、真に受ける事なく、全く相手にされませんでした。

 

信頼している身近な人に理解されない事は一番辛い事でした。

 

一人で悩み続け、デパスの飲む量がますます増えていきました。

 

きちんと治療することなしに、中途半端な状態で、ずるずると数年が過ぎていきました。

 

夜眠りたいのに、脳がずっと稼働して熱くなってくる。

 

徹夜のような状態が続いて、身体がだるい、頭がぼーっとする、起き上がる事が辛い。

 

何もしてなくても毛穴から汗が噴き出す。

 

目を覚まして気合いを入れるために、朝シャワーを浴びれば毛穴がピリピリと痛む感覚。

 

仕事に行っても、頭が働くわけがなく、ミスの連発、酷い物忘れ、言葉が出てこない。

 

そんな自分がますます嫌になり、自己嫌悪する毎日。

 

控えめに言っても地獄でした。

 

自分はこのまま死ぬのでは?死んだ方が楽だろうということも考えるようになりました。

 

 つづく。。。